平和と和解の研究センター「南京事件とマニラ戦」レクチャーのお知らせ

日中戦争が全面化した1937年のいわゆる「南京事件」と、アジア太平洋戦争の末期に日米が戦った唯一の市街戦となった1945年2月~3月の「マニラ戦」は、その実像と記憶そして和解をめぐって、ある意味で対照的で、またある意味で相似した、深く関連する課題と争点を内に抱えてきた問題です。このセミナーでは、今日では知られざる存在とさえなった観がありながら、記憶の回復が始まりつつある「マニラ戦」と、長年にわたる記憶の政治の焦点となってきたがゆえにますます和解の模索に困難な条件を抱えているように見える「南京事件」を比較対照しながら、過去の戦争をめぐる真実と和解をめぐる課題を検討します。 中野は「マニラ戦の実像と記憶」をめぐる研究プロジェクトに関連してマニラ戦問題を俯瞰する報告を行い、スペイン・アジア関係史で知られるフロレンティーノ・ロダオ教授には、2004年の列車爆破事件まではスペイン人が経験した最大のテロ事件としての意味を「マニラ戦」がもっていたことなどを中心にスペインとアジアにおける第2次世界大戦の展開の関係を論じていただき、「南京事件」研究の第一人者・笠原十九司教授には、南京事件70周年をめぐって氏を中心に世界各地で開催してきた南京事件国際シンポジウム企画を中心に、世界から見た南京事件について論じていただきます。 10:30am-12:30pm 映像資料の上映とディスカッション(司会・中野聡) 13:00pm-14:30pm 中野聡(CsPR共同推進メンバー)「マニラ戦とその記憶」 14:45pm-16:15pm フロレンティノ・ロダオ(マドリード・コンプルテンセ大学教授)「スペインとアジアにおける第二次世界大戦」 16:30pm-18:00pm 笠原十九司(都留文科大学教授)「世界から見た南京事件」

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