『日本占領下のフィリピン』(岩波書店、1996年)

『日本占領下のフィリピン』(岩波書店、1996年)

日本のフィリピン占領史に関する初めての本格的な学術的共同研究の成果。私の章「宥和と圧制」では、日本の占領政策が、エリートを温存する政治的宥和論と、 反抗者に対する軍事的圧制のふたつの側面によって特徴づけられていたことを未使用一次史料などを用いて明らかにし、さらにフィリピン社会の反応を検討しま した。また、米国に所在する図書館・文書館・博物館が所蔵する日本占領期フィリピン史に関する未刊行一次史料の所在情報を、実地調査をもとに解説しまし た。 岩波書店の注文ページ/TRC日本図書流通センター/図書館所在情報

1945年2月10日 マニラ戦 マラテ教会事件

エルミタのマラテ教会に避難していた市民・司祭のうち男性全員(20名)を日本軍が連行して、全員を殺害したとされています(連行後の殺害であり、目撃者はいません。特定できる遺体は回収されませんでした)。 犠牲者にはコロンバン修道会の修道士で司祭のJohnny Heneghan, Pat Kelly, Joe Monaghan, Peter Fallonが含まれていました。4人ともアイルランド人でした。日本軍占領下ではサント・トマス民間人収容所やカバナツアン捕虜収容所に収容されていたアメリカ人カトリック教徒の救援に尽力し、Pat Kellyには連邦政府から自由勲章が、戦後贈られています。      

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