アメリカの選挙はカウンティ毎に見なければわかりません(続)

アメリカに3000以上あるカウンティが、それぞれに選挙を運営していることを紹介しましたが、その続きです。 あてずっぽうにグーグルして出てきたカウンティを例にとってみましょう。フロリダ郡のシトラス・カウンティです(リゾート気分のところですね)。http://www.votecitrus.com/content.aspx?id=228&s=228    ここの場合、投票所が一カ所ずつ設けられている投票区(precinct)で見て、3種類の投票用紙・バロットがあることが分かります。下記をそれぞれクリックすると、見本投票用紙(サンプル・バロット)が出てきます。PDFファイルです。いかに1回の投票でたくさんの候補者や住民投票事項に投票しなければならないのかがよく分かります。大統領選挙のときは、これらの用紙の冒頭に大統領・副大統領候補欄が加わるのです。 どの候補者も、共和党・民主党・その他の順になっているのは何となく不公平な感じもします。これはこのカウンティでは共和党の登録人口が民主党のそれを上回っていることを理由にしているようですね(冒頭のページを見るとわかります)。実際の選挙では登録通りに人々が投票するわけではありません。とはいえ、迷ったり面倒くさがっている有権者のなかには、機械的に1番目に投票する人も多いだろうから、共和党有利ではないかと勘ぐってしまいたくもなります。 Sample Ballots General Election 2006 Sample Ballots All Precincts except 105, 409 & 410 City of Crystal River Precinct 105 only  City of Inverness Precincts 409 and 410 only  

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