中間選挙 報道リンク

アメリカ中間選挙の投開票をめぐるニュースへのリンクです。 総合速報はこちら CNN ABC Wポスト タッチスクリーン投票の導入でトラブルが続出。ペーパー(投票用紙)での投票に急遽切り替える投票所や、投票時間を延長する所も出ているようです。 http://edition.cnn.com/2006/POLITICS/11/07/voting.problems.ap/index.html  http://abcnews.go.com/Politics/wireStory?id=2635658 あからさまな選挙不正をめぐるニュースも相次いでいます。カリフォルニアでは偽の投票ガイドブックが出回っています。ガイドブックがないと投票できないほど投票が複雑であるということにつけこんだ選挙不正です。 http://blogs.abcnews.com/theblotter/2006/11/voters_beware_o.html FBIがヴァジニア州での選挙不正捜査に乗り出しています。投票者に不正な脅しが行われているということですね。 http://blogs.abcnews.com/theblotter/2006/11/fbi_already_inv.html    

中間選挙はじまる 予想通り共和党追い上げ

中間選挙の投票が始まりました。 予想通り、共和党が終盤に追い上げたとの報道が相次いでいます。 ワシントン・ポストの激戦区分析(激戦区分析サイト)でも最後の一日になって、下院選挙区で共和党優勢区が一気に増えました。こういうのってどうなんでしょう。 ニューヨーク・タイムズも事前の予想よりも共和党が追い上げたために、たとえ民主党が勝っても大勝にならなければ勝利感が沸かないだろうとの記事(リンク)や、民主党が優勢だと油断していた選挙区が共和党に奪われる恐れがあるとの予想(リンク)が出ています。 民主党優勢のアナウンス効果で民主党支持者が投票に行かなくなるという面も確かにあるわけですから、これらの報道は民主党支持者の引き締めにつながるという見方もできるし、一方で、これまでの共和党不利の報道がどれくらいデータにもとづいていたのかと勘ぐりたくもなります。 すでに指摘したことがあるように、共和党はこの12年間に築いてきたシステムというものがあります。各州レベル・各カウンティレベルで積み上げてきた、共和党を実際の世論調査の支持率よりも高い得票率を実現させるシステムです。合法のものもあり、ギリギリのものもあるでしょう。2000年、2004年選挙では、民主党支持層の多い地域の投票施設が貧弱で、有権者をさばききれずに民主党が大量に票を失ったことも問題になりました。 投票日が本当の勝負どころになるというのは、アメリカでは一層真実でもあります。今日(火曜日)一日、全米でボランティアの若者たちが、戸別訪問をして投票を呼びかけています。彼らによる票の掘り起こしが結果に結びついてゆくのですから、これはまさに力と力のぶつかり合いということになるでしょう。 電子投票不正問題が今回どう出るかも含め、興味は尽きません。  

電子投票機不正疑惑 民主主義をハッキングする

アメリカの選挙、電子投票 (Electronic Voting)不正疑惑問題の続報です。いまやアメリカの選挙の8割から9割が電子投票になっているそうですが、この電子投票のソフトウェアに不正が組み込まれているのではないかという噂が絶えません。ソフトウェアの多くは各州の選挙法で守られいるので、どの会社や誰が作っているのかも分からないことが多いようです。 このブログでも紹介したBlack Box Votingというサイトを作って本も出しているBev Harrisの真相究明活動を追ったドキュメンタリー番組 Hacking DemocracyがHBOで放映されました(Hacking Democracy 番組紹介サイト)。デモクラシー・ナウでもこの番組を紹介して、Harrisをスタジオに招いてインタビューしています(デモクラシー・ナウ Hacking Democracyを紹介。2006/10/31放送)。 紹介されたドキュメンタリーの一部では、2000年の大統領選挙のときにフロリダのVolusiaというカウンティでなんとアル・ゴアの票数がマイナス(-16,022票)とカウントされたことが発見されていたそうです・・・。 番組を視聴できるリンク Tuesday, October 31st, 2006Hacking Democracy: New Documentary Exposes Vulnerability of Electronic Voting MachinesListen to Segment || Download Show mp3       Watch 128k stream  …

フィリピン共和国債権格付け「安定的」に格上げ

フィリピンに辛いことで(フィリピンで)知られる格付け会社のムーディーズがフィリピン共和国の債権を「安定的(BBB)」に格上げしたことがフィリピンで大きく報じられています(フィリピン・デイリー・インクワイアラー記事)。日本の格付け機関(日本格付け研 究所)もすでに同様の格上げをしています。アロヨ政権はあいかわらず不人気で政情も不安定なのに経済が底堅く推移しているのは、あいかわらず海外出稼ぎ労 働者や移民からの送金を第一の功労者としつつ、税収の伸びや消費にも支えられているようです。まだ行ってませんがマニラ湾沿いにできたモール・オブ・エイ ジアはすごいようですね(日本格付け研究所のフィリピン評価)。

「勉強しないとイラク送り」選挙終盤のケリー失言 民主党に失点

選挙戦終盤、勢いを駆って上下両院での逆転多数確保を実現したい民主党に痛い失点。ケリー前大統領候補がカリフォルニア州知事選挙の応援演説で失言、終盤戦の選挙応援取りやめという事態にまで発展してしまいました。失言の内容と真相はかなり微妙です。 彼はこう言いました。"You know education, if you make the most of it, you study hard, you do your homework, and you make an effort to be smart, you can do well. If you don’t, you get stuck in Iraq." 「教育の大事さは皆さんも分かるでしょう。教育を最大限生かして、一所懸命勉強して、宿題をちゃんとやって、賢くなるための努力をすれば、うまくいくでしょう。でなければ、イラクで立ち往生することになるんです」。  勉学を怠って学歴社会で勝てなければ、軍隊にでも入るしかなくなって、あげくのはてにイラクに送られてしまうだろう、つまりひとことで言えば「勉強しないとイラク送りだよ!」って言うジョークを飛ばしてしまったことになります。 いまイラクに派遣されている14万人あまりの海兵隊や陸軍のような連邦軍にせよ、州兵にせよ、その多くの若者が、学力や学資不足で大学などに進学できない問題をかかえているのは事実であるだけに、イェール大学卒業エリート・ケリーのエリート臭が紛々と漂う発言は猛烈な反発を受けてしまいました。 投票日まで何事も起こらず現在の優勢を維持したい民主党でも共和党につけ込む隙を与えたケリーの失言は総スカンを食らい、ケリーは今後の選挙遊説を取りやめるハメに陥りました。…

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