時が熟する――戦争の記憶をめぐって――

一橋大学の広報誌『HQ』にエッセイ「時が熟する――戦争の記憶をめぐって」を掲載いたしました。門外漢ながらオーラル・ヒストリーに関わってきた思いをエッセイにしました。下記にてPDFファイルでご笑覧いただけます。 http://www.hit-u.ac.jp/hq/vol021/pdf/hq21_32-33.pdf

カルメン・ゲレロ・ナクピルと「マニラの死」

同時代史学会は、この12月に年報『同時代史研究』を創刊しました。こちらに拙稿「カルメン・ゲレロ・ナクピルと『マニラの死』:『対象喪失』の同時代史をめぐる予備的考察」を寄稿いたしました。フィリピンを代表する女性ジャーナリスト、カルメン・ゲレロ・ナクピルがマルコス戒厳令下、イタリアの大女優ジナ・ロロブリジーダが撮影した写真集『マニラ』に寄せた奇妙なエッセイを手がかりにして、1945年2月~3月の「マニラ戦」が市民に与えた「心の傷」が戦後においてどのように生きられたのかという問題を論じました。目次 年報『同時代史研究』は書店(ネット書店)で購入が可能です。オンライン書店ビーケーワン

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