東アジア近現代通史第10巻 / 和解と協力の未来へ

東アジア近現代通史第10巻 / 和解と協力の未来へ

冷戦が終わり社会主義体制が終焉を迎え、世界はグローバル化と新自由主義化のもと、アメリカ一極支配の構図が現れたようにみえた。だがその一方で、アメリカ主導のグローバリゼーションへの激しい反発を招くことにもなった。「東アジアの奇蹟」と言われた経済は通貨危機に見舞われ、開発体制の崩壊とともに新たな政治動揺が東アジアを覆った。歴史認識問題も浮上し、アジアの国際関係が緊張感を増していくなか、共同体構想も様々に展開されていく。 中野は通空間論題「アメリカの世界戦略とアジア」を書かせていただきました。

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