Paper published: Methods to Avoid Speaking the Unspeakable

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Practicing History at the Time of Crisis in the Globalization Consensus

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Summer School for Contemporary History 2016

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アーリントン国立墓地とフィリピン(6)アーリントンに眠るフィリピーノたち

アーリントン国立墓地とフィリピン(6)アーリントンに眠るフィリピーノたち

Francisco Salveron (1910-1998), Section 43 アーリントン国立墓地の「ツァー」も、そろそろ締めくくりです。最初は英雄を殺す反乱者として、次いで恭順する半裸の「原住民」として登場したフィリピーノたちは、やがて、アーリントンに葬られる立場になっていきます。もちろんアーリントンに葬られるのは、原則としてアメリカ人です。しかし、アメリカ植民地期(1898-1946年)を通じてフィリピーノには合衆国市民権は付与されず、またそのほとんどの期間を通じて、アメリカの国籍法上は日系や中国系など他のアジア系移民と同様の帰化不能外国人として、市民権取得(帰化)の権利を与えられませんでした。ケソン(Tour-1)はあくまで外国要人として例外的に仮埋葬されたに過ぎません。アメリカ人として葬られるフィリピーノが現れるのは、市民権をもつ移民二世や、特例帰化権を行使した第二次世界大戦従軍者からとなります。地図に青いピンで示したのが、それらの人々の墓です。 アーリントン国立墓地とフィリピン・マップ(ゆかりのアメリカ人たちの墓碑を赤いピンで、フィリピーノたちの墓碑を青いピンで表示しています)。 (目次に戻る)

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