視覚表象と集合的記憶:歴史・現在・戦争

視覚表象と集合的記憶:歴史・現在・戦争

本書は2002年4月から3年間にわたって続けられた一橋大学大学院社会学研究科の先端課題研究「視覚表象と文化的記憶」の成果論文集です。 中野は論文「日本・フィリピン戦没者追悼問題の過去と現在――慰霊の平和とアムネシア」を寄稿しました。 本書各論文のタイトルは次の通りです。若手を中心に多彩な論文が掲載されていますので是非お目通し下さい。 第1部 記憶(歴史研究における視覚表象と集合的記憶;過去に眼差す―その社会学的考察のために)

ヤング・アダルト世代(18-29歳)が民主党大勝の決め手

民主党の大勝に終わったアメリカ中間選挙に関連して、デモクラシー・ナウが出口調査をもとにした結果分析の座談会を行っています。主要な原因として、(1)マイノリティ(黒人、ラティノ)の投票者の増加と民主党へのシフト、(2)宗教票がたんに棄権にまわるだけでなく、民主党に投票をした層がいたこと、(3)ヤング・アダルト世代(18歳から29歳)の投票者数が前回2004年の選挙時の800万人から200万人増加したこと、他のどのグループ解析よりも、ヤング・アダルト世代については民主党支持が高いことが民主党勝利に大きく貢献した、と指摘しています。(2)については、いわゆるValue Votersとして前回選挙で共和党を組織票として支えたことが指摘されていたわけですが、出口調査では政治腐敗に対する批判がきわめて強かったことが明らかになっているようです。やはり、ワシントンDCのロビイングをめぐる政治腐敗(アブラーモフ事件)の影響が大きかったということでしょう。ヤング・アダルト世代はコメディ・セントラル、デイリー・ショウの視聴者でもあります。デイリー・ショウのジョン・スチュワートが(フェイク・ニュースショウであるにもかかわらず)この世代でもっとも信頼されているキャスターだという調査が話題を集めたこともありました。色々な意味で、アメリカの議会史にとって重要な意味をもつ選挙だったと言うことができそうです。 デモクラシー・ナウでの投票結果分析座談会は下記でスクリプトを読んだり、視聴できます。 http://www.democracynow.org/article.pl?sid=06/11/10/1426225 Friday, November 10th, 2006Who Voted and Why? A Roundtable Discussion on the Ethnic, Religious and Social Makeup of Voters in the ElectionsListen to Segment || Download Show mp3       Watch 128k stream    …

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