東アジア近現代通史第10巻 / 和解と協力の未来へ

東アジア近現代通史第10巻 / 和解と協力の未来へ

冷戦が終わり社会主義体制が終焉を迎え、世界はグローバル化と新自由主義化のもと、アメリカ一極支配の構図が現れたようにみえた。だがその一方で、アメリカ主導のグローバリゼーションへの激しい反発を招くことにもなった。「東アジアの奇蹟」と言われた経済は通貨危機に見舞われ、開発体制の崩壊とともに新たな政治動揺が東アジアを覆った。歴史認識問題も浮上し、アジアの国際関係が緊張感を増していくなか、共同体構想も様々に展開されていく。 中野は通空間論題「アメリカの世界戦略とアジア」を書かせていただきました。

東アジア近現代通史第8巻 / ベトナム戦争の時代

東アジア近現代通史第8巻 / ベトナム戦争の時代

(岩波書店紹介ページより)冷戦と脱植民地化が交錯する「アジア諸戦争の時代」は,アメリカ・サイゴン政権と[北]ベトナム・解放戦線が対決したベトナム戦争で,その最終局面を迎えた.1965年には日韓基本条約の締結,9.30事件によるスカルノ体制の崩壊,67年にはASEANが発足した.一方,文化大革命による政治的混乱と深刻化する中ソ対立を抱えた中国はアメリカとの和解を成立させる.75年,ベトナム戦争は終結したが,すでに,東アジアは構造的な変化を遂げつつあった. 中野は本巻通史編を書かせていただきました。

Memorare Manila 2011 Memorial

さる2月19日、午前8時30分より、マニラ市イントラムーロスの「メモラーレ・マニラ1945追悼祈念碑」前におきまして、メモラーレ・マニラ1945主催のマニラ戦民間人犠牲者追悼式典が行われました。 Memorare Mania 1945 Annual Memorial on February 19, 2011 1995年以来、行われてきたこのイベントには、これまで2006年に当時の山崎隆一郎大使が出席したのを唯一の例外として日本人は公式に参加してまいりませんでした(中野は一研究者としてしばしば取材をさせていただきました)。 本年は、神直子さん代表のBridge for Peaceが公式に招待され、神さんがスピーチを行い、花輪献呈式 wreath laying ceremony にもBFPが花輪を捧げました。 式典の様子(音声)

丹波マンガン館の7300日

東アジア近現代通史第2巻/日露戦争と韓国併合

東アジア近現代通史第2巻/日露戦争と韓国併合

(岩波書店紹介ページより)日露戦争における日本の勝利は「アジアの勝利」としてアジア諸民族に衝撃を与えたが,他ならぬ日本の韓国併合によって,東アジアの帝国主義分割は完成された.列強の膨張政策に加えアメリカも東アジア国際政治の舞台に参入し,既存の秩序や覇権,社会意識が大きく変容した.世紀転換期の激動に新たな光をあてる. 久しぶりの本業復帰?で、下記タイトルの論文を書かせていただきました。編集委員も務めさせていただいております。

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