歴史民俗博物館第6展示室のフォト・ツァー
3月16日に公開された国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の第6展示室(現代)が色々と話題を集めていますが、なかなか遠方で実際の展示を見ることができない方々がほとんどだと思います。成田空港に行くついでに急ぎ足で撮影したものですが、ご参考までに公開したいと思います。 フラッシュ撮影は禁じられていたために、だいぶ手振りしたりピンぼけしているものも多いのですがご容赦ください。またパネルの展示解説文は容易に読み取れるものはそのままにして、読み取りにくいものだけ、キャプションで展示解説文をつけました。なお、いくつかのパネルや展示は撮影禁止となっておりました。 第6展示室に到るまでの雰囲気も伝えるために、第1~第5展示室の様子もごくかいつまんで紹介してあります。下記をクリックするとアルバムを閲覧できます。 rekishiminpaku20100406
映画「ミルク」が背負うもの─生きるためのゲイ権利運動─ キネマ旬報2009年5月上旬号39-40頁掲載
『キネマ旬報』2009年5月上旬号に掲載させていただいた原稿を、若干の加除訂正およびウェブ・リンクなどの参考情報を付して公開させていただきます。執筆の機会をいただいた『キネマ旬報』に感謝申し上げます。 キネマ旬報2009年5月上旬号39-40頁掲載 映画「ミルク」が背負うもの─生きるためのゲイ権利運動─ カミングアウトの選択は、現在も個人に押しつけられている 無残な殺害事件から30年を経た2008年11月、映画『ミルク』が全米で公開された。ハーヴィー・ミルクを恩師と仰ぐゲイ権利運動家で、映画監修にも協力したクリーブ・ジョーンズは、十数年越しの企画実現に感慨無量の思いを折々のインタビューで語っている。そこからは、『ミルク』が、アメリカのゲイ権利運動にとって失敗が許されない、言わば映画以上の役割を負わされた映画であることが伝わってくる。その背景には何があるのだろうか。
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